みなさんコートときいて、どんな英単語を思い浮かべるでしょうか。
おそらく多くの方は、上着で羽織るCoatを連想されたと思います。

では,以下の3つの単語はどのように発音するでしょうか?
①Coat ②Court ③Caught
一見カタカナで発音すると同じような発音に見えますが
すべて発音は違います。まず
①Coatは
コートというよりはコォウトゥというように
オウという二重母音があることを意識して発音すると、っぽいです。
②Court
これは、裁判所という意味ですが。
口のカタチをタコみたいにすぼめた状態で発音すると
いい感じになります。
その状態で発音すると舌はどこにもつけずに発音するのが楽なので、
自然なR発音になると思います。
カタカナでいう、コートに一番近い気はしますが、
やはり日本語のそれとは少し違い
コRートゥ って感じです。
最後に③Caught
catch(捕まえる)の過去形もしくは過去分詞形
これはアメリカ発音だと、コートというより、
音はカートゥに限りなく近いです。
なので普通に日本人が発音すると上記の二つの
どちらかに聞こえることが多いと思います。
発音の方法ですが、
口を大きく開け、舌を下に固定した状態で
カートといえば、上手く発音できると思います。
ここで気を付けてほしいのが、
舌を固定せず途中で上げたり、巻いてしまうと
Cart のような発音になるので、注意してください。
Youtubeでドンピシャの内容を教えている動画があったので、
参考にしてみてください。
非常にわかりやすいと思います。
アメリカ発音の大きな特徴であるR発音は
一見やっかいに思うかもしれませんが、正しく発音できれば
日本人にとってに発音を区別にしにくい単語
を容易に聞き分け、使い分けるようになります。
これがイギリス英語になるとRがあまり発音されないので、
似た発音で区別しにくい単語があり、非常にやっかいです。